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  同じ瓦が無い場合の損害認定について
フレンチ瓦…洋瓦,213×337m/m,坪当り枚数46枚,メーカーは多数有り,フランス瓦とも呼称

雨仕舞いが悪い事から、昭和の代に絶版になってしまったが、ユーザーのニーズから復刻版有り。
現在は殆んど在庫無し。当該瓦の様に差替不能分についてはどうするか?
台風の強風により、目的建物の店舗の屋根面積200u(フレンチ瓦葺き)の内わずか5枚飛散、割損した場合の事例について考える。

(要求)
被保険者は屋根200uの全取替費用1,600,000円+足場掛費用500,000円の請求で合計2,100,000円を業者の見積書を添付して提出して来た。

(認定)
足場掛の一部費用30,000円+瓦差替費1式30,000円 合計60,000円の損害、ただし20万円フランチャイズにより、免責(NC)と判断した。

解説…損害保険の使命は損害発生直前の状態に回復させることであるが、あくまでも、損害を金銭に評価するものであって、現物支給では無い。わずか5枚の瓦の損害に対して屋根全面の遣替え費用は一般社会通念に照らし合わせても過剰請求と考えられる。

もしも被保険者が軒下にスペア瓦を保存していた場合は2,100,000円の出費にはなり得ない。
一般に屋根が葺き終わった際や、新築時、スペア瓦を保存している事はよくある事である。
九州の長崎においては瓦は消耗品であると言っても過言ではない。

類似案件…外壁の塗装や、内壁のクロス貼の色違いの損害範囲(面積u数等)の認定

2008年6月13日


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