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 一般の方から、たまに損害保険についての相談のTELが来る。
保険会社査定内容についての質問である。
 小生が調査した内容については真摯な答えやまた面談して説明をするが、小生が鑑定した物件と違う他の実際に起こった事故の相談については回答を控えさせて頂いている。
 改めて言うと、概して保険会社は誤った判断をすることは無い。
約款に乗っ取り、法律に照らし合わせて回答を出す事となっており、変な査定をする事は有り得無いが、よくネット上では保険会社は悪評にさらされるいるのも現実である。まず、価値観の相違、主観の相違に因るものが殆んどであり、質問や疑問は当事者で議論するべきである。
 A社と契約し、A社の支払い内容に不満を言ったからと言って、B社や弊社に相談をしても無意味である。
 わかりやすく申し上げるとXとYが結婚していて、そのお互いの価値観や人生観の違いからZに相談をする行為と同類である。
 当事者間X,Yで話し合って、離婚するか、継続するか決めれば良い話である。
損害保険会社の約款の解釈は一般原則として下記@,A,B,Cである。
約款解釈の一般原則
@客観的・統一的解釈
A合理的・目的論的解釈
B免責約款における制限的解釈
C約款作成者不理の原則
 特に大切なのはCであり、業界内では「被保険者有利」と言葉で保険会社内の査定パーソン間の会話で使われている。
 それであればこそ、保険会社不利,被保険者有利で判断しているのである。
 我々鑑定人は中立的立場であるが、それはあくまで被保険者有利に
解釈し、鑑定して、初めて第三者として公平性が有るものと考えている。
 もちろん保険会社の査定パーソンも同じである。
 被保険者有利に判断しても免責の場合、残念ながら支払対象外と回答するのである。
 保険会社が保険金の支払いにおいて、変な答えを出すことは有り得ない。適性払いに努めているだけである。

                       平成24年6月4日


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