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  登記簿謄本取得の重要性とその背景
行政書士に依頼するのもいいが、たまには法務局でその空気を味わい、
登記簿を確認するのも大切である。
 登記簿謄本には所有権のみならず、抵当権、建築年度、面積等、建物の概要が把握できる。昔はコンピューターでは無く、手書きであった。
 閲覧可能なその情報は興味深く、いつ増築したかとか3名の所有権が
あるとか、一構内に3棟の建物が登記されていたり、『新築物件と言ってたけど、築5年の売物件だったんだ。』とか面白いことや発見がある。
 閲覧中、明らかに不動産屋か金融関係の人物達と目が合う。
異様な雰囲気である。番号を読んでも登記簿謄本を取りにこない客に
『○○金融様〜』と公布担当の方が呼ぶ。
『明らかに取り立て屋か?いや人は見かけで判断してはいけない』等考える。

査定担当者との現場の帰り、歩きながら、『法務局で「字図(あざず)」を閲覧し、物件所在地を確認しましょう。英語で言うとアザーズ(others)で他人です。MotherはMをとったら他人です。』と同氏に言った。

落ち込んでいた同氏を励まし、和やかな雰囲気造りを試みた。
機知に富んだ小生のナイスなジョークである。
しかし、この御仁は所有権の確認に頭がいっぱいで、小生の発言はシカトされた。
今風の若者で言うところの『スルー』である。ラインで言うと『既読スルー』である。
現場でもまれたこの御仁は今は立派な方に変身し、経験も積み、出世し今や管理職である。
 先日、一緒に飲食した時に、過去の小生のジョークを尋ねたところ、全く
記憶に無いとのたまう。
 同氏は会社を出ると、冗談しか言わない人間に変身し、悩まない前向き、今風の言い方でポジティブで陽気な御仁になっていた。
 仕事はできる人であるから尊敬に値するが、ジョークが滑る。笑うところが無い。自分で冗談を言って、自分で笑っている。
仕方ないから『ナイス ガイ』とフォローする。 ボキャブラリーが貧困な小生であっても、ある程度の笑いはとれると自負していたが、そうなのである。
自分さえ面白ければ滑っても問題無いのである。
 過去の発言の正当性を立証頂いたから感謝している。
                       平成27年1月28日
 


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