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ライブハウスとコラボしたこじゃれた空間…とある漏水現場
ライダー達との会話はコネクティングロッドをコンロッドと呼称し、エキゾーストパイプを エキパイと言いスタビライザーをスタビ、エアクリーナーはエアクリ、と普通に会話する。
スターバックスコーヒーをスタバ,ミスタードーナッツをミスドと言う様に…
16年前『ライブハウスとコラボしたこじゃれた空間』というキャッチコピーの飲み屋 (現在閉店)の漏水事故に立会調査した事がある。
このキャッチフレーズは小生には理解出来なかった。
多分、小上がりのステージを併設した内装に金を掛けて施工したお洒落な空間であろうと思う。
コラボはコラボレーション(collaboration)は協力という意味の短縮語であると思う。
店主曰く『ミュージシャンのコンサートとバーという飲屋がコラボっている店です。』 明らかに間違った日本語と思う。
こじゃれた…恐らく小洒落たと記載するのであろう。
少し洒落た空間のお店との意味であろうが、 おそらく『こじゃれた』は『小戯れる(こざれる)』 …ふざけるという意味の語源であり、店舗の店主が表現したい事は 『洒落た』で良いのではないか …等と思う。『小』は不要。
国語辞典を作成した金田一京助先生に怒られる可能性を否定出来ない。 小生が所持する国語辞典には『こじゃれた』という日本語は記載されていない。
日本語の乱れと思う。 また、火災の現場に行く際、 『maybe モラルの火災現場に鑑定人は単立(単独立会)、 リサーチ会社とコラボって立会調査。』 …なんて発言する日々になるのであろうか?
小生も夏にオフロードバイクのレースの時に 『みんな、ホットにエンジョイしようぜ!』と言わないといけないのかなぁと考える。
たまには日本語ネタ
令和7年12月1日
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