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インターロッキングの施工
賠責現場や土木工事保険で復旧見積書の末席に計上される土木工事の 復旧工事の部材である。
インターロッキングとは、地面を舗装する工法の部材で、煉瓦調のコンクリート製品を 敷き詰める施工方法である。
大学時代の友人(工学部土木工学科出身)が北九州市の建設会社(土木建設)に勤務していた時たまたま現場で語ってくれた。 『ハマベ、これ、地面に敷いてるだけばい。敷砂の上に置いて目地砂を詰めてるだけ、歩道に使うけど補修も簡単。』
そう、置いてるだけなのである。
ガードパイプの基礎の廻りに施工されていてガードパイプの支柱の取替えの 為、その基礎コンクリートを解体する際に舗道材であるインターロッキングを外す。
目地の砂をマイナスドライバーや目地鏝でほじると簡単に撤去できてかつ 再利用可能なエコな部材である事を体感できる。
その部材名はインターロッキングブロックと呼称され大きさがほぼ煉瓦である。
インターロッキングブロックはコンクリート製品であり工場でセメントや骨材を混ぜて生成する。
ストレートという名称のブロックは200×100×60m/m,2.7kgで他の形状,寸法有り。
煉瓦よりも安価な材料を使用しているというところと耐久性に優れ、 車両が踏んでも問題無く使用可能である。
なんとなれば車両などの荷重を分散する効果があるからである。
以外に知られていないメカニズムである。
友人曰く『レンガのパチモン』であるらしいが、実際には インターロッキングは煉瓦と異なり吸水性に優れ、水はけが良い。
歩道で歩行者が転びにくいし、その薄い色合いがまた街によく合う。
この様な戯言も損害鑑定としては必要な知識であるが、近年、あまり 重要と言われなくなり、ネットやAIが発展した為、将来、鑑定人の必要性が無いという悲しい情報が錯綜している。
知識や経験は不要な時代かもしれない。
しかしながら、机に座って手に入れる知識よりも現場の体験が最も 重要であると思っている。 平成8年2月1日に独立開業して、令和8年2月1日で弊社は30周年を迎える。
筆者も63歳になり引退へのカウントダウンが始まっている。 サラリーマン鑑定人時代から紙に書いたレポートや『ファーブル昆虫記』の如く ノートに記載していた約40年分の極秘資料は当局の指示によりすべて シュレッダー破棄した。
ただし、記憶力のいい小生は実はほぼすべて記憶しているので 心配ご無用である。
令和8年1月23日 あと1週間で創立30周年
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