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ホイルのベアリングの交換方法
第二次世界大戦の大東亜戦争の時代、ベアリングは敵性語ということで、軸受と呼んでいたらしい。 小生の個人的な印象であるが外国製のベアリングはすぐ錆てしまい、 グリス封入ベアリングでもその耐用年数はわずか数年である。
日本製のそれは一切手抜きの無い工業製品であり、稼働環境次第で 交換時期は来るが耐用年数が長い。
令和の現在、ベアリング交換する場合、ベアリングインストーラーという道具 があるが平成の時代、当時小生はその工具を所持していなくて、ベアリング交換する場合、反対側から鉄の棒を突っ込み、ベアリングセパレーターの隅から ハンマーで叩いて既存のベアリングを外して、新品ベアリングを蒲鉾板とプラスチックハンマーで叩いて圧入していた。 叩いて入れる際にベアリングが斜めになるとなかなか入らず時間が掛かる。
小生の近年の遣り方
ベアリングの交換(嵌め込む際)にとっておきの方法を申し上げる。
既存ベアリングを専用工具のベアリングプーラーで外す。 まず新規ベアリングを冷蔵庫で1時間程冷やす。
小生はビニル袋のままのベアリングを冷蔵庫の冷凍室で冷やす。
既存のアルミホイル側をヒートガン(工業用ドライヤー)で温める。
この際、暖め過ぎてはよくない。 アルミニウム合金の強度が落ちる。
ボーキサイトという土から作られたアルミニウム合金は極端に炙ると強度が無くなりフニフニになる。 手で持っても冷たくなったベアリングをホイルに落とし込むとあ~ら不思議 叩かなくてもスコンと入る。
外す時あれだけ硬かったベアリング部分に超楽勝で挿入可能である。
ベアリングが冷やされた事でその直径が収縮し、ホイル側が温めて膨張した ことでこの現象が発生する。
そう、叩かず、スコンと嵌まるのである。時間にして2秒。
息子も驚愕であった。
仲間から聞いただけの知識でやってみたら簡単に出来たのである。
機械保険の立会が無くなっても、機械の事故の立会調査はあるから 普段からメカに携わることは必要であると考える。
車両のメンテナンス等も出来るだけDIYした方が鑑定人の仕事に役立つ。
ディスクブレーキの油圧の原理等も身近の物で勉強になるのである。
令和8年3月2日
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