長崎の火災鑑定会社 長崎火災鑑定工業有限会社
長崎火災鑑定工業有限会社プライバシーポリシー会社案内

トップページ

業務案内

鑑定人とは

邯鄲の夢

会社案内

個人情報取り扱い

お問い合わせはこちら
会社案内

  Ride on time.Laugh and grow fat.(建設工事保険Ⅱ)
 『時の流れに乗れ。笑う門には福来たる』
何の話だ。建設工事保険の話じゃないのか?というクレームが来そうな気がする。地球上で小生の人間としての存在など、ちっぽけなものである。もちろん損害保険業界においても、たいした話では無い。しかし建設工事保険について実務に沿って戯言を述べることは業界にとってマイナスでは無い。約款の細部のみに執着せず、流れに沿って、いい意味で柔軟に思慮しようと言う和訳が正しいと勝手に解釈する。少し飛躍しすぎであるが、ロマンティストの小生、なにとぞ、ご容赦の程をお願い申し上げます。
ある一つの事象を考える。
鉄筋コンクリート造陸屋根3階建共同住宅1棟延297㎡
※ちなみに陸屋根は『ろくやね』と読む。『りくやね』と読む人々がたまにいらっしゃるが、誤り。その語源から述べると、その昔、左官が水平にモルタル金鏝仕上げができない手元(助手)を『ろくでなし』と言った。大工についても同様であるが、現在は転じて小生の様なひねくれ者を『ろくでなし』と言う。
従って、『ろくやね』という呼称が正しいと考える。
すぐ脱線してしまうが、この建物の新築に当り、建設会社の3社から見積書を入手すると、金額,単価,総合計建築費が全く異なる。同じものを建築するのに工事金額が全く違う。この様な状況で『○○ビル新築工事』を請け負い、保険を付保する。だから、施主が極端に高価な建築業者に新築依頼した場合、工事中に事故が起こって、保険金請求をする場合、当然、高価な復旧見積書が提出される。ひどい例だと新築時の単価より値段が上昇した単価の値入で保険金請求してくる。理由は『新築中の事故の復旧だから手間が掛り、単価は1.5倍だ』と平気でのたまう御仁がよくいらっしゃる。大丈夫。
以前のブログで述べた様に、建設工事保険の約款は
「復旧費は、請負金額の内訳書を基礎として算出します。……」と記載がある。そうなのである。建設工事保険は新築見積書(請負契約金額)に保険がついていると考えるとすべてクリアになる。
 建設工事保険については復旧範囲(㎡数,枚数,本数,人工数等の数量)が決定すると、その単価については約款通り、請負時の単価を使用する事から単価については約束通り、請負契約金額のそれを用いて修正する。
 なんだ、前に書いたブログと同じ内容じゃないかと言われそうなので、今回は一つ進んだ議論をしたい。建設工事中に例えば事故がおこり、火災や落雷(風災の場合は免責100,000円の話は除外して、、、最近は各社約款が微妙に異なり、免責(控除額)が特約で50,000円とかも有る為、この部分は除外して)
 そう、火災の分損の際の解体工事のことである。更地の現場からの○○邸新築工事において、解体工事は存在しない。もちろん、この業界は突っ込みがあるから古屋の既存建物解体後の新築工事についてであると仮定して。
 請負契約金額に保険がついているのだから、その新築見積書に解体工事は項目すらない。切り屑の発生材処分費はあるが、解体後の廃材処分費は無い。
 ちなみに昭和の時代、専用住宅の新築を手伝ったが、切り屑等の木材の端切れの発生材は現場のドラム缶で暖をとりつつ、燃やした。平成のご時世、そんなことをしたら、ご近所からクレームがつくので、今はやらないが、、、、
 ではボヤ程度の火災で焼けた部材の撤去の手間である人件費はどうするのか?無効ではないのかと言う疑問が起こってくる。ここでは廃材処分費や産業廃棄物処理費の残存物取片付費用保険金については別の話として解体工事費の部分の議論である。
 これは約款に明確な記載は無いが、保険の大前提は罹災直前の原状復旧であり、保険金額の範囲の中で、担保して差支え無いと考える。もちろん、異論を唱える業界人も多々おられることは周知の事実であるが、局部的に一つの工事項目に限定し過ぎて算定することは誤りと考えている。
 追伸、同業の鑑定人諸子の皆様、基本は押さえた上で、柔軟に解釈しましょう。小生のホームページにはアドレスの記載は無い。なぜでしょう。いちいち異論,反論がくるからに他ならないからです。何かの機会があって小生と面談した時に、質問下さい。そしてその時小生との出会いを一期一会であるとか運命であるとかおっしゃらないで下さい。それはただの偶然です。
 大数の法則の1事象に他ならないのです。 平成26年1月31日

 


長崎火災鑑定工業有限会社
〒850-0003 長崎県長崎市片淵5丁目11番1号光コーポ105号