誤解を恐れずに述べると、罹災の保険金の支払いにおいて、その対応や鑑定人の評判は世間で良く思われることが少なく、いつも悪評に晒されている。 これは主観の相違や常識の感覚の差であることは言うまでも無い。 困ったことに、誤った認識による我々悪評は保険金請求斡旋業者の登場で加速された節がある。全部の業者を頭から否定するつもりは無いが、悪質な業者も存在する疑義が濃厚である。 具体的な問題点は割愛するが、保険金請求斡旋業者はその知識を生かして鑑定人の資格を取得し、保険会社の仕事をすれば良いのにと思うのは小生だけであろうか? 保険契約者が罹災にあった時に保険会社に相談すれば、保険会社は保険契約者をお客様として扱うので保険金請求斡旋業者よりも親切に対応してくれるはずなのにと思う。
さてここで、鑑定人の自主規制の必要性についてまたまた持論を展開する。 多分、この持論は反論が有りすぎて恐ろしいが、一つの提案,一つの考え方である。 我々鑑定人は損害保険金の損害額算定をする中で、金銭的感覚を研ぎ澄ます必要がある。 それ故、小生は自主規制でギャンブルにはいっさい手を付けない。 それは麻雀,パチンコ等や公営である競輪,競馬,競艇等のギャンブルの行為は金銭的な麻痺を生じる可能性を否定できないからである。 法律に基づいて適法であれば競馬で楽しむという行為は問題無いという考えは存在する。しかしながら、あくまでもこの業種においてはという限定的な物であり、ギャンブルを否定するつもりはない。 娯楽の殿堂であり、皆様が楽しむことはそれはそれで素晴らしいことかもしれない。 一方で、鑑定業務はストレスが蓄積するからギャンブルによるストレス発散だという意見もあるが、弊社においては、少なくとも小生の鑑定人としての見解を述べると、明らかに間違っていると思う。 この仕事をしてストレスが溜まるから競馬等のギャンブルをやって、ストレス解消し、明日の仕事に備えるなんて言う御仁はこの仕事をしていなくてもギャンブルはやるであろう。 『学ぶ時間が無いという人は学ぶ時間があっても学ばない』の通りである。 またもや、小生の人生観を述べてしまった。 次回こそ、技術論文編に移行する予定である。ネタは有るからいくらでも書く自信はあるが、最近、鑑定人より『幸せ配達人』になることに執着している51歳のロートルである。 平成26年6月3日
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