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  地震保険における基礎のクラックの症状についての再検証
Nobody ever got into trouble by keepin’his mouth shut.
『口を閉じたままで もめごとにまきこまれた人はいない』
業界の地震保険の調査で木造建物の主要構造部である基礎の亀裂(クラック)の認定について述べる。
予め申し上げたいのは小生のコラムの投稿にケチをつける同業者が多くいて、現実に小生に発言なさった御仁がいる。
勇気ある行動は評価するが、上記格言の通り、『ハマベさん、保険の認定の内容とか損害の考え方は各々の鑑定人のノウハウとして黙っていた方が良い。あまり意見を公表するともめ事に巻き込まれるよ。事なかれ主義に徹して、波風立てず、粛々と自分の仕事の処理をして、保険会社や被保険者に嫌われない様に、定年まで沈黙が大切ですよ。そうしないと損をするよ』とおっしゃった。果たしてそうであろうか?
小生のコラムでアフロス請求や保険金の不正請求の抑止できていると考えているのにと返すと、きれいごとだとのたまうのである。
 じゃあ、あなたはどの様な立派な調査をし、どの様な鑑定書を書いているのかと思ったが、短気な小生の性格がその御仁との会話を中断してしまった。
 鑑定人のコラムがこの業界ではあまり少な過ぎて、鑑定業界で少しは役に立ちたいと思っていたが、この御仁には関心が薄いのであろう。
我々鑑定人は共通の知識,技術を以て、情報を交換しながら、適正払いの為に頑張らないと存在意義が無いはずである。
さて、それにもめげず、雨にも負けず、風にも負けず、コラムを投稿する。
※この場合の雨は吹込み損害不担保を意味する。少し機知を入れつつ
 在来軸組工法や枠組工法の布基礎やベタ基礎でその表面の仕上げ、いわゆるモルタル金鏝仕上げによる化粧仕上げのことについて述べる。
 新築時の基礎コンクリート打設後、型枠を外した後にコンクリート打設時の若干の不具合により『じゃんか』ができ、そこをモルタルで埋めて新築時に補修した部分を問題とする。 同保険にて地震の揺れで縦クラックが症状として発生しているなら、基礎の損害として認定可能である。 ただし、自然劣化,経年劣化により剥離,剥落する場合がある。これは単なる肌落ちである。 高基礎の場合、コンクリート打設時の2度打ち等で施工された場合、剥落したり、元々のクラックがある場合がある。
 これを震災発生後、地震に因る損害と決めつけるのは良くない。
『じゃんか』は現場では豆板,rock pocket,巣,あばたとも言われ脱型後のコンクリート表面によく見られる粗骨材の空洞の欠陥部分である。コンクリ打設時の締め固め不足が原因である。このじゃんかの肌落ちを基礎の損害として認定してはいけない。このことは地震保険の調査をお預かりする鑑定人として黙っていることは卑怯だと思う一鑑定人の戯言かもしれない。しかし、適正払いの為には全鑑定人の共通の概念としてお伝えしたい。今回は少し言葉が荒いかもしれないが、ことなかれ主義でなんでも認定して済ます鑑定人の存在の疑義は許せない。
                   平成26年6月12日


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