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  東日本大震災の回想と鑑定人の人数の諸問題
東日本大震災の際、集積した事故報告で調査する鑑定人の不足が
問題となった。現実に小生が関東に派遣された時、応援鑑定人6名
で3,000件超の立会い予定と言われた時、1名当り500件であった。
1日5件調査すれば100日で終わる。不休で3か月半で完了という
噂が流れた。蓋をあけてビックリ、電車は止まっている。ガソリンの給油渋滞で
タクシーが進まない。約束の時間に間に合わない。1日4件が限度であった。
冬季であるから日が落ちるのが早い。現場が見えない。懐中電灯で照らしてでも
調査しろ等という関係者も残念ながらいて、現場のクラック調査は暗くなると見えない。(少し韻を踏む)それこそ、後日被保険者から見落としがあるなどとクレームがつく。立会いの効率を上げる為に、朝7時スタートしても、対策本部に帰社してからの
レポート作成で午前様になる。午前1時にレポート終了等、普通のことであった。
撮影した写真はコンビニで直ちにプリントし、タクシーの中で糊で貼り、移動中にレポートを仕上げるコツを憶えた。平面図を車中で定規で書くコツも覚えた。
 これで夕食をとる時間ができた。ところが、コンビニには食糧が無い。
買い占められたせいか、カロリーメイトしかない。メジャーではない知らないメーカーのジュース
を買って喉の渇きを潤す。被保険者が待っているから迅速な立会い、迅速なレポート提出は当たり前であるが、時折、我々の時間を無視するスケジュールに閉口した。
やっととれた宿泊先も計画停電で電気が通電不能で寒い。ホテルの支配人に頼んで有料で毛布をレンタルする。携帯電話の充電ができない。お風呂は入れない。
トイレもホテルの駐車場の仮設トイレである。(おいおい、ここはキャンプ場じゃないぞ。)ホテル代の割引があるはずと思っていた九州人の小生。
でもここは関東。定価のままであった。九州人の小生は少々暴れる。最低のサービスで宿泊して値段はそのままかぁ~と支配人と話し合いをする。
支配人も福岡の博多出身、でもサラリーマンで権限がないとのたまう。
後日この支配人とは友達になれたが、向こうは小生のことが嫌いであったことは容易に想像できる。
10階の部屋なのにエレベーターが使えない。外階段で出入りする。この時、埼玉県から富士山が見えたことは感動した。プラス思考の小生はくじけなかった。
業界では鑑定人の健康状態など気にしてくれるわけないから、自分自身の自己責任で頑張れと他社の後輩鑑定人を励ます自分がいた。
非木造建物の1棟判定を2時間で調査しないと次の現場に間に合わない。
被保険者に事情を話して、後日再調査する約束をして調査半ばで現場を去る。
次の被保険者がキャンセルとなると、すぐさっきの現場に戻り、調査再開させて頂くなど
被保険者のご協力と御理解でなんとかこなした。
 対策本部の帰ったある日、計画停電で真っ暗な部屋の窓際でわずかな光をもとめながら書類を書いている関係者をみて、すごいと思った。
関東の人は九州の男とは違うと男気を改めて知った。後で聞いたらその御仁は転勤で関東にいるだけで東京の出身では無かった。ちなみに九州人から見ると、東京,埼玉,千葉,神奈川はすべて東京である。この4都市は東京である。
栃木,茨城,群馬県の方々に申し訳ないが、、、  つづく
平成26年8月6日


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