カーテンウォール(curtain wall)とは、建物の構造上取り外しが可能な外壁であり、プレハブ的要素(工場等で生産されたものを主体として構成された外壁)を持ち建物自体の自重および荷重はすべて柱、梁、床、屋根等で支え、建物の荷重を直接負担しない壁で内装の間仕切り壁と同様の非耐力壁である。 日本語で帳壁(ちょうへき)とも訳されているが現場で業者が帳壁と発言するところをあまり聞いたことが無い。 ドリルを『電動式穴あけ工具』と言わない感じかなと勝手に整理する。 テレビでタモリさんがライターのことを『タバコに火を付ける着火装置を貸してくれ』と言ったが、日本語では伝わりにくいとの話であった様に、やはりカーテンウォールであって帳壁ではない時代かもしれない。 戦後生まれ(昭和38年生)の小生は学校の先生から『戦時中、エンジンは敵性語であるから発動機という。女性のブラジャーは乳帯(ちちおび)が正しい。』この過去の先生の発言を記載することでせっかく積み上げた小生の知性が吹き飛ばされてしまうが中学校の時の国語の先生の授業での講義であった。先生はジョークのつもりでおっしゃったのであろうが、剣道の先生であった同氏は太平洋戦争で重傷を負い、右側の肋骨が無く、背中に火傷のキズが有り、その悲惨な体験のせいか、顔が怖く、発言も怖く授業中のジョークすら笑うのが怖かった。 その先生の授業中に居眠り等しようものならどうなるかは想像にお任せする。
高層ビルでは耐火の為に、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造を採用し、 外壁は柱や梁と同様、荷重を支えるほか地震や風圧によって建築物にかかる力に対抗する役割を果たしていた。 しかし都市では高層建築が更に進み、地震における外壁自体の重量が設計上無視できない問題として浮上するようになってきた。 それを解決するために建築物の荷重を支える構造は柱と梁によるものとし、外壁はそれら主要構造部に張付けるのみとする工法が開発された。 これによって外壁重量の軽量化、建物のしなりによるゆがみの影響を極力軽減することが可能となった。 現実に目にする建物はRC造で外部が硝子張りで柱がオフィスの中にむき出しで存在するビルがわかりやすい。
昭和62年鑑定人としての出向先の福岡市のとある大企業のビルでカーテンウォールが採用されていた。そのビルはなんと昭和35年新築であったことを今でも記憶に残っている。小生よりも年齢が3歳上のビルである。 27years later. そのビルは未だに存在し、格式の有る素敵な建築物で古さは目立つが 今風に言うとレトロ調のモダンなビルである。 カーテンウォールでここまで感動している鑑定人は全国に小生一人であろう。 平成27年2月12日
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