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  電気的事故担保特約の立会調査とその周辺事情とアポイントの影
22年程前、とある地元の大きな工場で被保険者の経理部の担当者A氏と工場内の電気的事故担保特約の案件で立会同行頂き、調査後打合せを行なった。
その工場は来客にお茶を出すことを禁止しており、お茶は自動販売機で自前の小銭で支払って飲みなさいという社訓の通りであった。理由は簡単で女性にお茶をいれさせることは女性軽視であることや女性差別であること、そして通常業務が中断されて仕事の効率低下であることであった。
 お互い缶コーヒーを飲みながら担当者がおっしゃった。
『弊社の社長が茶飲み話で取引先の社長に工場見学をしませんか?』と誘ったとのことであった。小生は別に問題無いと思ったが、
同氏曰く。『その為の準備をするのに工場の各セクションの複数の現場責任者に面談し、このラインには何時頃客が来るから溶接等の危険な作業を一時中断しろとか、ホイストクレーンを停止しろとか、企業秘密部分は場所を移動しろとか、常駐別会社のエンジニアに当日だけ社章の入った制服を支給しろとか、工場内の整理整頓を更にやれとか、生産ラインのストップにおける損失補填の為に、例外的に日曜日に工員を休日出勤させ、当日の生産予定分を事前に製作しろとか、…etc 』大変な労力を要し、社損を被らせない努力をしろと上司に言われ、経理部セクションでは会議をして、要人をどう接待するかの対応で大変とのことであった。
A氏は車両で要人を送迎し、昼食は工場外での会食の手配、等々
その日は本業ができないから事前に残業をして準備する等、社内の
従業員約1,000人を巻き込んでの一大イベントになるとのことであった。
 社長命令は『来週の火曜日に○○さんが工場見学に来るから手配しといて。』くらいの発言であったらしいが、A氏はその為に上述の手配で苦労していた。
 経理部としては月末が勝負で大変な時期になんてことを約束しているんだと苦悩していた。多分、小生との立会調査につき合うのも日程調整で大変だったかもしれないと感じた。
 この実例で理解できたと思うが、『言うのは簡単、するのは大変』である。
過去に発注先からの依頼で現場に赴く際『契約者が日曜日の現地朝7時と
希望しているから何とかならないか』依頼があった。
実際現地に赴くと、その日は学校の運動会があるから、朝一番で調査をしてもらいたいとのことで調査をしていたが、やっぱり、朝はバタバタしているから本日の夕方5時にもう一度来てくれと発言なさった。『わがままな御仁だな』と思ったが、わかりましたと一度現場を引き揚げた。夕方再立会いすると契約者は運動会の打ち上げで飲み会となったから、来週の日曜日にもう一度来てくれとなった。公立中学校の先生であったが、社会的常識の欠如甚だしい。
 査定担当者に事実を話すと『客はわがままだからしょうがない。対応して下さい』であった。そうなのである。日曜日を丸二日間棒に振ってしまい、だからといって代休等とれない職種であるから上述の工場のA氏の苦悩が理解できる。現場は水物であるから、机上論では前に進めない。人と人の対応である。
議会で少子化対策の為に子供を産めという発言が問題となったが、女性の出産は命がけで産むのである。少子化対策の為に出産するのではない。
 自身も2人の子供を持つ父親であるが、日本の少子化対策に貢献していないのかもしれないと反省する訳も無い。年金の財源不足を補う為に小生の妻も含めた女性を非難する発言は政治家であっても慎むべきである。
 常識の欠如である。少子化対策の為に独身税を唱えた政治家もいらっしゃったが、自分の身に置き換えて判断し、ご発言を望む。

技術論文コラムに時事的事情を散りばめ、自身の理論の正当性を裏付ける。
 さて、電気的事故担保特約条項については殆んど記載できなかったが、後日、述べることとし、そこに至るまでの人と人との立場と役割を述べた。
 皆様、工場物件立会いの場合、小生も含めたアポイントの影で契約者が日程調整に苦労していることを改めて記載した。
 平成27年3月4日


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