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  鑑定人の心の叫び(ペンディング)
我々鑑定人は例外なくペンディング(仕掛鑑定書)を常に抱えている。
昭和の時代は事案を土日に家に持ち帰り、そのペンディングを減らして
被保険者の至急の保険金払いに貢献していた。
平成の現在、個人情報管理の元、書類を事務所から持ち出せない。
故に、休日、事務所に出社して、パソコンを開き、サービス残業で算定に勤しむ。
なぜなのか? そう、月曜日から金曜日までのウイークデイは現場立会をしないといけないからである。次々と入る立会依頼、遠方,離島関係無く新規立会事案が入ってくる。

従業員の叫びはいつもそう。『社長、今日だけは一日だけ、事務所で整理と処理をさせて下さい。その現場に今日行くと、片道3時間で往復6時間、調査に2時間掛り、深夜しか事務所に戻れない。するとペンディングの回答や保険会社との打合せができない。』…小生も現場の人間である。言っている意味はわかる。
仕方が無いから代わりに小生が現場に行く。すると、こちらに非は無くても、現場で揉めることが普通にある。帰社するのが、午後11時になり、それから速報をまとめて、保険会社にファックスを送付する。
次の日にその速報について、保険会社の担当から電話があっても、
もちろん新規立会事案でまた別の現場に移動している途中である。
携帯電話に同担当者から電話があっても、車中には書類が無い。
記憶の中でしゃべるしかない。こんなことを繰り返す日々が29年間続いている。現場から帰社して、深夜が書類作成のチャンスと考え、事務仕事をしていると、今度はスナックの漏水で、被保険者が深夜の立会いを希望している。
だから現地に午後11時立会いしてほしいと入ってくる。
この状況になれてしまった小生は普通のこととして頑張るが、若手鑑定人が納得する訳も無く、3年くらいでこの世界から去って行く。
 
 ペンディングを減らそうと算定に勤しみたいのに、新規事案の立会いが来てどんどん分母が増え、夜睡眠をとる時さえ、総括表や保険価額,損害額そして問題有る復旧見積書が頭をよぎる。仕事を忘れて、プライベートなことを考えて、日々を過ごせない。

親戚の結婚式に招待されても、いつもペンディングのことが頭から離れず、結婚式の余興を見たふりをして、手帳に損害額の文章をメモする。書類が無いから文章イメージを忘れない内にメモする。人として最低かなと思う。
 
でも、鑑定人はみんなこうしているんだと思う。

鑑定人の皆様を代表して代弁してしまった。忙しくてコラムの更新をしていなかった理由になればと申し添えます。
平成27年11月24日


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