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  GL工法と温故知新
History has a lot to teach us.
温故知新(故きを温ねて新しきを知る)
※古着屋を訪ねて、新しい洋服を見つける。
商品のデッドストックの成れの果てである。このジョークは目的商品中の
死蔵品(デッドストック)の評価についての洒落である。
この季節の福袋という名の在庫処分は例外を除外すれば、デッドストックの現金化の場合がある。騙されてはいけない。福袋の中身を確認できないところが、その理由とも言える。
小生が発案している『福袋の透明化』がある。
そう、福袋を透明なビニールの袋に入れて、お客様に買って頂くというアイデアである。そうすれば、家に帰って福袋を開けて失望する回数が減るであろう。

さて、本題に移ろう。
昭和の時代はマンション等の鉄筋コンクリート造の内壁にはコンクリート壁の内側に
胴縁(40×40m/m)と呼ばれる木材を打って、ベニヤ合板やプラスターボードを張り、その上にビニルクロスを貼ったり、ペンキ塗り等で仕上げる方法が主流であった。
現在では殆どやらない工法である。
コンクリートに釘が刺さるかというとコンクリート用の釘があり、問題無い。
コンクリート擁壁に違う部材を固定するときは『ビスコン』を用い、コンクリート用のビスを電動インパクトで打込む。
施工した経験から言うと、充電式のインパクトでビスコンを固定はできない。
100ボルトでコード式の電動ドリルで穴をあけ、同ドリルにプラスの頭をつけて押し込む。
長崎市ではビスをもんで取り付けると表現する。
近年、鉄筋コンクリート造の内壁にはプラスターボード(石膏ボード厚さ12.5m/m)直貼り工法のGL工法が当たり前になりつつある。
要は石膏系の専用の接着剤によるコンクリート直貼り工法である。

 タイガーボードで有名な吉野石膏社のGLボンドでコンクリート面に下地無しで
ボードを貼るという下記5点のメリットがあるからに他ならない。

①胴縁要らずでコストダウン(下地木材費ゼロ)。
②木工事不要。
③空間が広くなる(内壁の胴縁無し分広くなる)。
④工期短縮。
⑤静穏(ハンマーやドリルの音がしない)。

漏水現場で内壁を剥がした時にコンクリートの壁面に、突起物が一定の間隔で存在する光景を皆様よくご覧になると思う。そう、GLボンドの跡である。
 長崎市の型枠業者や内装業者は『まんじゅう』と言う。
 不定形な潰れた饅頭菓子の様な形からそう呼ぶ。
ちなみにブロック塀等のモルタル笠木をカマボコという。少々脱線。

 この工法の一番のアピールは③である。40m/mの胴縁が無い分、
壁面両側でいけば単純に幅が80m/m広い間取りとなる。
工事が簡単で空間が広がり、良いことばかり、しかし、
電気料を節約してエアコンを作動させないと、除湿しないから結露してカビが生える場合があるので要注意。我国は高温多湿である。
 湿度の問題は過去にも触れたが、換気,除湿を人為的に行って初めて
このGL工法の恩恵がある。
 
 この程度の知識は鑑定人の皆様、誰しもご存知のことであろうが、改めて記述した。
 この文章の記載で吉野石膏社の株が上がるかもしれないが小生は
ギャンブルを含めて、株式投資などはやらない。
純粋に素直に現場の事実を記述した。

 昭和の時代の胴縁による工法が悪い訳では無い。胴縁の入るその40m/mの隙間が断熱効果を生み、若干の通気があり、結露防止になっていたのもまたひとつの事実である。
 尊敬する先人達の工法が間違いでは無い。
平成27年12月2日


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