Based on a true story 真面目な技術論文の中に、ちょっとした過去の事実を記載する。
22歳になる実娘が幼少時、サンリオ社のキティーちゃんが大好きであった。 手袋ひとつ取ってみても、そこには子猫のキャラクターがプリントしてある。 日本を代表する繁華街の長崎市の浜の町商店街の中にサンリオショップが有り、 櫛,小物,コップ,人形等々、ランドセルについてもピンク色でバックルにキティーちゃんがついている。当然のことながら、父親として購入してあげた。 今現在、父親に口答えしかしない娘に 高価なキャラクターグッズを日々プレゼントした。 我が家はサンリオ社の売上には貢献し、同社の未来に期待したい。 車両メーカーがサンリオバージョンというピンク色の限定生産の車を販売した際、 車を買い替えてほしいと娘に言われた日々が懐かしい。 男として、女性用の車両には手が出せなかった。申し訳ない。 蛇足ながら、ディズニーのミッキーマウスは呼び捨てなのに「熊のプーさん」はなぜ さん付けなのであろうかミッキーにはため口で、仕事もしない無職のプーは さん付けである。
話をもどそう。10数年前、広域災害の対策本部で応援の損保の女性社員が九州に来た。まじめな方であり、電卓を叩いては保険金計算の整合性をチェックし、適正支払に貢献していた。 お若いのに役職は主任で発言もしっかりしていて、さすが火新査定の 切れ者、約款上の判断も勉強の足跡が垣間見え、査定パーソンとして素晴らしい。 お客様への電話の対応も一流。きっと大学も一流で成績も良かったのであろう。
大いなる驚愕の果てに……
しかし、叩いている電卓が凄過ぎた。ピンク色の子猫の電子計算機 である。 キャラクターはどことは言わないが可愛い電卓で耳に赤いリボンがついている。 彼女は出張先に自前の電卓を持参し、適正払いの為に、真剣な顔で そのピンクの電卓を叩く。 真面目に損害額を算出している小生は僭越ながら、つい 『○○さん、ここ対策本部ですよ。その電卓で緊張の糸が切れたよ。』 と言ってしまった。 台風で被害にあったお客様に保険金をお支払するのに、検算が子猫の電卓である。 そう、その人は子猫のキャラクターが猛烈に好きなお人であった。
サラリーマン鑑定人の時、当時、パソコンがオフィスに流行した頃、その画面の前で 画面を見ながら、そろばんを弾くベテラン事務員に驚愕した時以来の出来事であった。
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