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  直行直帰は死語
直行直帰は死語になった。

 鑑定人とは一番机に向かって書類作成をしないといけないのに
一番外出を余儀なくされる職種の人間である。

 毎日頑張っていればいつかは楽になるという楽観的な期待。
 そして期待は合理的な範囲内にあると考えてしまうが、
そうなることはまず有り得ない。

 この仕事を続けると、リタイヤするまで、永遠に続く現象である。
 机に座って、近年はパソコンと向き合い、机に図面を置き、見積書や明細書との突合せを行ない、書類を作らないといけないのである。

一番、事務所で損害額算定の書類を作成しないといけない人間が一番
現場に出て事務所不在が多いから、昼間は現場、夜間に書類作成しかない。
 煤の臭いをとる為、着替えて、自宅で風呂に入り、夕食後に書類作成は出来ない。
そう、個人情報を自宅に持ち帰れない。作業着が煤で汚れ、Yシャツが濡損し、汚損を被っていても、事務所のみで、仕事をすることしかできない。
 昼間は火災や事故の現場、夜はオフィスの空間で仕事してクタクタになって
帰宅する。
 次の日はまた朝一番で次の現場に突入。
 近年、それも現場に直行は禁止されているから、まず、ラッシュアワーの中を出勤し、事務所で書類を持ち、それから現場である。

 時間的には合理性が全く無い。
 移動という無駄な時間を浪費している。
だから鑑定人の寿命は短く、若くして他界するケースもあり、無視できない。

 昭和の時代、査定パーソンと一緒に現場に行き、調査が終わり、最寄の駅に夜の9時頃到着した時など、帰社する際、『今日は直帰します。』お互い挨拶して帰宅していた日々が懐かしい。

 現在、法律では個人情報保護法の観点からコンプライアンスを言われ、直行直帰は死語となった。

 鑑定人になりたての頃、尊敬する先輩鑑定人にどうしたら立派な鑑定人になれるか質問したら、『まずは体力をつけろ』と御教授頂いたが、その意味は上述のことである。

気付くのに30年掛ったという出来の悪い弟子である。

平成28年2月17日 若くして、体調を崩し他界した鑑定人に捧ぐ


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