私に言われても I am at a loss even if you tell me that kind of thing.
現場を立会調査した鑑定人達は日々経験する苦情。
『この被害が約款上の問題で払ってくれないなら、保険を売る時に説明しとけ』 …私に言われても(それは販売して人に言って下さい) …実際は説明されていることが多い。
地震保険で 『一部損と半損の中間がなんで無いのか!5%と50%で一桁違うぞ』 …私に言われても(約款作成は鑑定人はしない)
免責金額設定の時 『100,000円免責なんて保険に入る時に説明が無かった』 …私に言われても(契約時、小生はいないし)
費用保険金不担保契約で 『廃材処分費用が出ないなんてなんだ!産廃をその辺に捨てていいのか!』 …私に言われても(契約内容は変えられないのに)
鑑定人は第三者なのに 『わかった。もうおたくの保険は切る。解約してくれ』 ……そう、私に言われても、、、
保険金の支払い内容に満足していない被保険者が保険会社に電話して、 『現場に来た鑑定人は忙しいのか、ぱっと見てすぐ帰った。』 …そんな訳ないのに、、、
きちんとした身なりで安全靴も磨き上げ、髪はショートにし、もみあげ無し。もちろん髭なんてはやさない。 言葉も丁寧にしゃべる。 ギャンブルは一切手を付けない。法令遵守。 そして現場で厳密に調査して、真剣な顔をすると 『保険会社から派遣された鑑定人の顔がこわい』 …私に言われても
単独立会いをするとよく言われる言葉である。 そう、不幸にして事故に遭遇した被保険者がその怒りの矛先を現場に来た人間に向ける。非難の受け皿になってしまう。
ちなみに顔は他界した母親にそっくりだから 眉目秀麗、凛々しい顔のはずが、あまりよく言われない。 先日、被保険者から 『顔がこわい鑑定人だが、鑑定人は厳格でないといけないから、その顔でOK』と言われた。嬉しいやら、悲しいやら、ちょっぴり救われた様な気がした。 平成28年4月7日
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