女性用下着の鑑定 木造建物の構造材の㎥数の算出方法や鉄骨造建物の重量の積算方法を記載しても誰も読んでくれない可能性から、常識を超越した過去の実例である。
15年程前、漏水事故の家財の損害で被保険者の女性用下着の濡損の申告があった。 鑑定人としては現物確認とその高価な下着についているタグでメーカーと型式や品番を確認してその単価を調査し、金額算定をしないといけない。 一番悲惨なことは数量を確認する方法である。 濡損したパン○○ーやブラ○○ーを手に取って数えるしかない。 避けることはできない。いやだとも言えない。 変態と誤解を受けない様に、被保険者の目の前で作業をし、写真を撮るしかない。もちろん、下着の写真撮影の許可を得て、画像の流出は無いことも説明済である。当時はデジカメでは無く、フィルム式のカメラで撮影した記憶がある。写真店で現像した様な気がする。 女性全員がそうかどうかはわからないが、女性の下着のストックは男性の3倍以上あることが多い。 仕事である限り、恥ずかしさや馬鹿馬鹿しさの感情は無意味である。 明細に『ブラ○○ー』なんて書く自分がいた。 普段のよくある業務の鉄骨躯体工事 H型鋼 ○tでいくらなど記載している時の方が幸せである。
ちなみに小生のスポーツ用のコルセットの購入はスポーツメーカーであるが、タグに製造はワコールという有名な下着メーカーの記載があった。 女性用下着の損害を過去にみた経験から感動した時が懐かしい。 そう、スポーツ用のコルセット等、同メーカーは専門であり、プロフェッショナルで、朝飯前の商品であろう。 しかし、ワコール社は素晴らしいと男性の小生の口から発言は厳しく制限される。 誤解を招く。 やはり、この様な現場は女性鑑定人の出番と考えることは正しいと思う。弊社には女性鑑定人は存在しない。 今後は同様の現場は弊社の女性事務員を同行させ、数えさせることが、被災者のとっても安心であろう。
別件で男性の家財の損害を調査した。 家財の損害は多岐にわたるから、アダルトビデオDVDの損害であっても、 損害明細にそのタイトルを鑑定書に記載しなければならない。 厳格な仕事の中にちょっとしたスパイスとなることは否定できない。 しかしながら、情けない感はある。
平成28年4月13日
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