『鑑定依頼しなくて済んだのに』 保険会社のSCの担当者からのたまにある一言。
現場立会依頼を受けて、被保険者にアポイントをとり、社有車で現地に赴き、調査鑑定を行い、図面を作成し、長さを計測して写真を撮影する。
権利証についている登記簿謄本で所有権を確認し、被保険者に損害の 範囲を指示して適正な保険金払いに努める。
業者が現場に来ている時はその損害の程度を説明し、保険上、 対象になる部分の復旧を指示して帰社する。
そこまでしたら、被保険者も修理業者も変な請求はできない。 たまに、弊社作成平面図を後でファックスで送ってくれという正直な業者も いて、協力的になる。 ※もちろん、例外的に裏切る業者もいるからすべてとは言わない。
ここまで現場で仕事すると、後日、修理業者から明確な妥当な見積書が提出される。 それが保険会社に郵送で届いた時に、 『ああ、なんだ。LOSS小さいし、お宅に頼まなくて済んだ事案だった』 …と発言なさる場合がある。
はっきり言って違う。 小生が綿密に調査したから修理業者も被保険者も変な請求ができない のである。
適正払いの為に、鑑定人が立会した結果、不当な請求が出来なくなり、過剰範囲の見積書の提出の抑止効果がある。
立会調査は牽制の意味もある。決して無駄では無い。
平成29年11月16日
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