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  曳家工事(ひきやこうじ)
曳家工事(ひきやこうじ)

家上工事が来たら、曳家工事についても述べるべきと考え記述する。

まあ、損害保険においては曳家工事で鑑定人が現場に行くことは無いであろう。

あっても、曳家工事の業者の賠償責任保険くらいかなと推定する。

元来、曳家工事は住宅や文化財の建物を傷つけず移動させる工法である。

区画整理や道路拡張で家が道路に引掛ったり、行政による立ち退きの場合に発生する事象である。

要は既存建物の移設のことである。

小生の自宅前にはたくさんのお墓(長崎では墓所という)があったが、道路拡張ですべて撤去されてしまい、今は国道と化している。

そこには長崎街道跡の歴史古い家も存在していたが、解体撤去されてしまった。
曳家工事をして、後退すれば良かったのに残念で仕方無い。
所謂、立ち退きである。

曳家工事の素晴らしいところは既存建物を解体せずに移動したり、
方角を回転させたり(リビングを南側に持って行く等)する工事であり、
慣れ親しんだ自宅がそのまま使える。

住宅の曳家で驚愕の部分は収容家財の搬出、搬入の必要性が無いところ
である。タンスや食器棚はそのまま家の中に納置したままで家屋が動く。
そして、若干違う所在地にそ~っと鎮座する。

我国では、パソコンでペーパーレスだとのたまう企業もミスプリントの膨大な産廃が
出ている。
曳家は建物の解体工事に伴う膨大な産業廃棄物が出ない等、地球に優しい。
もちろん、産廃処理費用のコストも無くなる。

引退の近いベテラン鑑定人を災害対策本部ににそ~っと鎮座させて、
こき使えば処理率は上がる。

曳鑑定人(ひきかんていにん)と呼べるかもしれない。

平成30年8月22日


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