誤FAX たまには実際にあった面白いネタ
今から9年前(平成21年)だから時効であろう。 予め申し上げるが、弊社のミスでは無い。 弊社宛、調査鑑定依頼書がFAXで届いたら、宛名が弊社の ライバル鑑定会社名であった。 直ちに、送信元に連絡をして、弊社への依頼で宛名を間違えたのかどうか 好意的に電話した。 すると担当者曰く 『他の鑑定事務所に送るつもりが、短縮番号を間違えて送信してしまった。』 「了解しました。良かったら弊社で対応して現場に行きましょうか?」 担当者曰く『いや、それは駄目です。もう既にA鑑定会社に電話してるし、 今からFAXを入れると言ったから。』 小生発言 ちぇっと思いながら、感情を殺し、優しく 「わかりました。じゃあ、個人情報につき、弊社でシュレッダーに入れますね。」 担当者曰く『それは駄目だ。すぐそのFAXを弊社まで持って来て欲しい』 忙しい中、間違って送信したのはその担当者なのに、仕事を貰えない弊社が なぜ、持参しないといけないのかと思い、郵送しときますと提案した。
担当者の驚愕の発言『個人情報を誤郵送されたら、大変なことになる。 だから、持って来てくれ。』
開いた口が塞がらない。誤FAXしたのはそちらだろう。
個人情報を誤送信したのはそちらであるから、弊社に持参の義務は無い。 「上司に代わって下さい。」とお願いし、本件の事態を説明した。
上司曰く『そうは言っても、誤って送付したFAXがそこにあるのは問題だ。 代わりに、おたくが、そのA鑑定会社に持って行ってくれればいい。』 この御仁も駄目だ。どうしようもない。 自分の部下のミスを認めない。 ヒューマンエラーであり、不可抗力かもしれないが、弊社に落ち度は無いし、 腹が立ったので、ほっといた。 すると、夕方、責任者が誤FAXを弊社に取りに来た。 アポイントくらい取って来るべきと思いながら手渡しした。 責任者曰く『まさか、このFAXをコピーしたりしてないよね。』 法令遵守につき、コピー等致しません。お引き取り下さいと丁重に帰社頂いた。
後日、弊社はその会社の指示に従わなかったと言う理由等で、 出入り禁止となった。
あまりお取引の少ない会社であったことも幸いし、弊社の運営に影響は無く 平穏な日々を送っていたが、2ヶ月後、また同じ担当者から、誤FAXが届いた。 馬鹿馬鹿しくて、ほっといた。 多分、嫌がらせだろうと思った。 女性事務員にその会社の責任者宛てに郵送させた。
それから、1年くらい経った頃、違う担当者から鑑定依頼が来た。 この件はうやむやになった。 問題を起こした社員はどうなったか聞くと、病気療養中と返事が来た。
親しいライバル会社にその担当者のことを聞く機会があり、 茶飲み話で事情聴取した。 「○○さんだろう。ウチも結構ひどい目に遭ったよ。鑑定料タダとか、 ちょっと相談があるから来いとか、いつも無償の仕事ばかりだったよ。 まあ、後半は呼ばれても行かなかったよ。だって書類鑑定はタダだもの。」 あれから9年、その病気療養中の社員を見ない。 退職されたのかどうかわからないが、この件だけで、こうなったのでは無いで あろう。
頭のねじが外れた人と思うのは小生だけであろうか。 あれから9年経過し、この件を覚えている人は弊社以外いないであろう。 平成30年8月28日
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