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  モンスター契約者
モンスター契約者

現場であった腹立たしい面白ネタ

4年前の長野県白馬村地震で応援に行った時の事象である。
保険会社の対策本部からの指示で、雪の中、地震の被害調査に
勤しんでいた。

ある契約者の現場に午前10時に立会との指示で、約束の時間の15分前に
そう、9時45分にマンションの一室の専有部分の調査に伺った。

12月の長野県は積雪で九州人の小生は寒さに困惑しながら、
ピンポンを押した。

『約束の時間の15分前に来やがって。外で待っとけ!』
チープな分譲マンションの外廊下で15分待つ。寒い。
約束の時間きっかりにまたピンポンした。

内壁損害を見せてもらうことで、お邪魔したいと靴を脱いで靴下で、
フロア合板の上を歩いたら、
『お前のその汚い靴下で床が汚れる。スリッパをはけ!』

スリッパをお借りしたいと言うと、そのスリッパが汚れるとの主張となり、
小生は直ちに近くのスーパーで新品の靴下とスリッパを購入して
再度ピンポンしてその場で履き替えて、やっと調査に入る。

誤解の無い様に申し上げるが、血液型A型の小生は清潔にしている。
地震の調査の為、背広では無く、弊社の社名入りの作業着である。
弊社にとっては正装である。

家財の冷蔵庫が倒れ、内壁(プラスターボード下地ビニルクロス貼り)に穴が空いて
各所にクロスのひび割れを確認した。
 調査が終わり、挨拶して帰ろうとすると、
『どういう支払いになるか説明しろ』と言われ、一部損の説明を
しようとしたら、契約者はテーブルの椅子に座っていたので、
調査書をテーブルの上に置き、「ちょっと失礼して椅子に座っていいですか?」
と聞いた瞬間、
『お前のその汚い作業着で椅子が汚れる。床に座れ。
そして説明しろ!』

信じられないかもしれないが、
すべての発言は契約者の妻、女性である。

ダンナさんは沈黙、被保険者は妻では無いから、ご主人に説明したいと
発言したら、この妻が激怒、仕方ないから、床に正座して説明していたら一部損に納得せず、難航した。
「今日のところは、ここで引き揚げます。失礼しました。」
と言ってその場を去った。

 チープなマンションのエレベーターを蹴っ飛ばしてやろうかなぐらい思いながらも
我慢して、忍耐力のすべてを行使した。
それから、後3件現場を調査して、対策本部に帰った。

 対策本部では責任者に呼ばれ、小生の行動に対するクレームが入ったと言われ、ヒヤリング。馬鹿馬鹿しい。

 保険会社本店にまで、その妻からクレームが入り、どういう事だ?
との尋問。
 もう既にやる気を失っていた小生は上記をレポートにまとめて、
【経緯書】として提出した。

 寒い現場だし、俺悪くないし、これで、対策本部をクビになってもいい。洗濯して綺麗な靴下だし、宿泊先のホテルのコインランドリーで洗濯した作業着であるし、特注の作業着で社章の刺しゅう入りの割高な作業着を説明し、明日からは現場にスーツで行けなんて言うのかなと思いながら
積雪した外を長靴で歩くことも多分禁止だと言うだろうし、はっきり言ってこの対策本部に来たくて来た訳ではなかったから、前向きに考え、クビだ。九州に帰れと言われたら喜んで帰ろうと思った。
九州へのフライバックを楽しみにした。

他の鑑定人を派遣することとなり、その鑑定人に小生の作成した平面図
レポートと写真を渡して、損害箇所を説明した。引継ぎ完了。

その日、対策本部の他の鑑定人達がフライング的に夜、送別会をしてくれた。
「ハマベさんは悪くないですよね。」等仲間に言われながら、、、

 予想通り、そのモンスター妻は次の鑑定人にも同じような暴言を吐き、
なんと2番目の鑑定人が現場でキレた。
 時を同じくして、その契約者の月払いの保険料の未納が発覚した。
保険料を払ってもらわないと一部損の地震保険が払えない。

翌々日、対策本部責任者に挨拶をして、長野県から東京まで新幹線に乗る予定だった。
「ハマベさんは悪くないですよ。今まで通り、現場立会調査、宜しくお願いします。」
…Too Late.
もちろん、はい、わかりましたなんて なる訳なかった。

平成30年12月26日


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