寒い冬の雨の全焼現場の調査のおさらい
現地にはレンタカーでもいいから、車両で行くことが良い。 社有車はその殆どがセダンが多いが、貨物車は下記1,2の様なメリットがある。
1.ハイエース,キャラバン,軽の箱バンの手配 …庇,オーニング等とにかく傘無しで書類が見れる。
2.傘不要空間…図面が描ける空間が確保できる。
3.基地の確保…書類,懐中電灯,スケール,カバン,測定器,発電機,投光器を置くスペースができる。
とにかく、晴れた日同様の鑑定調査の基本スタイルの確保が重要である。
安全靴に作業着,ヘルメット姿で左手に画板,右手にペン,首にカメラ 既に両手が塞がっているのに、傘はさせないし、カッパを着用しても、 画板が濡れて図面が描けない。
32年前、ベテラン鑑定人は傘を首と肩で挟んで図面を描いていたが 小生は無理、雨の日は突風が吹いて傘が飛ばされる。
通常車両では無く、ハッチバック式で雨宿りできる車種が宜しい。
保険業界では雨宿りの現場の知識はあまり語られない。 雨の日の現場の調査のコツは鑑定書に反映しないから、割と議論されずに現在に至っている。
方眼紙が雨に濡れつつ、タオルで拭きながら鉛筆で描く。 ペン先で方眼紙に穴が空く。 こういう時に限って冬の寒い雨の現場である。
暖を取る為に使い捨てカイロは必要である。 飯が食えない,煙草が吸えない,トイレが無い。
寒い冬の雨の全焼現場はトイレが近くなる。
携帯用トイレを持参すると非常に便利。
たったひとつだけのいい事は焼場独特の臭いが雨で洗い流され 臭気があまりしなくなる部分だけである。
寒い冬の雨の全焼現場調査の一番の欠点は
『やる気が無くなる』部分である。
明日以降の晴れた日でいいじゃん。…とはならない。 明日には既存建物解体となっている場合が多い。
平成31年3月13日
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