放火は悪いことではないか?
そう、自分の家に自分で火を放つことを『自放火』という。 それは自分の所有の財産に自分で火を着けたことは法律上問題無い。 その事に依って、類焼して他人の財産である他人の建物に延焼した ことが、不法行為であり、法律上の犯罪である。
まあ、法律論では無く、人として考えれば、駄目だろう。
山の中の膨大な敷地に一軒家がある場合、自放火しても 他人の財産を侵害しないから問題無い。
しかし、ここで、虚偽の申告で、火災保険の保険金請求をするから 問題である。
そろそろ、建て替えようとする建物には解体工事費用が掛かる。 だから、火を着けて解体しやすいようにする方法がある。
…まあ、現在誰もやらないが、欧米諸国ではRC造の建物を爆発させて 一瞬にして解体する例が有る様に。
だから、自放火して、解体工事費用を安価にするまでは問題無いが、 その事で保険金を請求することを保険金詐欺と言う。
『保険契約者または被保険者の故意または重過失』の前者である。 わざと火を着けて保険金請求は犯罪であることは言うまでもない。
しかし、この手の事故は何年経っても減少しない。
ガソリンを撒いて放火したモラルリスク事案を調査した際に、 明らかにおかしいとすぐ気付き、放火した形跡を調べあげて、 被保険者に出火原因を聴取したところ、 観念して直ちにゲロして頂いた時もある。…続く
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