徳の高いご住職を高僧という。
高僧とは修行を積み、仏教の奥義に通じた徳の高い僧であり、 知徳や行ないのすぐれた僧のことを言う。
寺院建築は風災の現場でよく立会調査するが、その殆どのご住職達は 人徳のある素晴らしい人達ばかりである。
3ヶ月前、お会いした島原市のご住職はそれはそれは温厚篤実であり、 『妬み,恨みは人間の煩悩でございます。』と教えを頂き、 小生も悟りを開けるかもなんて思った。
それから3ヶ月後、別件で事故の現場として赴いた寺院は観光地のガイドブック等にも掲載される仏陀の歴史や人の道をご指導なさる立派なお寺である。 その寺院の沿革,建立された一流の建築物の仏閣等、建築上でも 素晴らしいの一言である。
黒板にチョークで書かれた人としての教え 『学ぶ時間が無いという人は 学ぶ時間があっても学ばない』 の記載等、どこをとっても超一流であった。
しかしながら、面談したそのご住職は現在のご住職の実息であり、 まあ、わかり易く申し上げると、会社で言ったら、ワンマン社長のドラ息子であり、金持ちのボンボンであった。
仏職にありながら、ジーパンにTシャツ姿で小生の名刺を受け取る。
トークもとても高僧とは思えないため口である。
敬語という概念は無いのであろう。
曹洞宗という立派な宗派の住職とは思えない発言ばかり、、、
因みに小生の実家は曹洞宗の檀家である。
『おい、保険屋、修理の内容は業者と話せ。決まったら、俺のところ に説明に来い。俺は今から用事があって出掛けるから、 ちゃんとやっとけよ!』
そう命令すると、Tシャツ,ジーパン姿で茶髪のその高僧は 外車の〇MWで去っていった。
地元の鑑定人である小生がその寺の檀家だったらどうなるのか 知らなかったのであろう。
座禅による煩悩を追い払う教えはこの御仁の心にあるのか不明であるが、こんな高僧は初めての経験であった。
ここは長崎である。有名なお菓子はカステラである。 当該寺院は『カス寺』と命名したい程、気分が悪くなった。
令和1年10月26日
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