現場での苦情(本当は苦情では無く、わがまま) 笑
若手鑑定人は苦情に慣れて、たくましく鑑定業務を行っている であろう。 あなた達はこの業界の宝物である。保険業界の財産である。 残念ながらそう思っているのは小生一人かもしれない。
現場で言われる苦情の通常文句
保険会社でもない弊社に
『あんたのとこは対応悪い。他の保険会社に替えるわよ!』 …はっきり言って知らない。替えるのは法律上自由であり、発言に責任 を持って直ちに解約して保険会社をチェンジして欲しい。
この様な発言をするのはご婦人が多くその発言で事態が好転すると 信じている。そして実際には保険会社を替える事などしない。 分かり易く解説すると今風の若者の言葉で「かまってちゃん」である。 この様に整理して対応していかないとこの仕事はできない。
『保険料が高過ぎよ。こんだけ保険料取っといてまた値上げするの!』 …知らん。俺は鑑定人だ。保険会社じゃない。 しかも今この場所で議論する内容では無い。 俺は事故の調査で来ている。 この様な発言が出る時は決まって特定業者がらみで 保険金不正請求事案が多い。
保険料が割高であるから、でっち上げ事故の保険金を払え という論法である。 ~そんなバナナと言いたい。 保険金詐欺事案に真面目に回答ができない。
『お宅達はどうしてすぐこないの!電話したのは昨日の夜よ。』 …夜中に電話しても事故受付けするだけで、 保険料の入金確認や所在地確認、果たしてその契約が有効なのか どうか個人情報保護法もからみ、その作業は夜中にできないし、 査定担当者は深夜事故受付け等できない。
しかもその作業は弊社ではないから、この事案が弊社に来るかどうか 確定していない中で、たまたま弊社が選択されただけである。
もっと申し上げると、夜中に現場調査はできない。見えない。 懐中電灯があっても無理。大切な部分を見落とすし、 フラッシュでの写真撮影も無理がある。
※現場で被保険者や被害者から一方的な暴言が現実に発生していても 鑑定人のレポートに全く反映しない。
まあ、保険価額算定と損害額算定に苦情は関係ない。
まあ、報告したところで客の戯言としてよくある事として保険会社内ではスルーされる。
鑑定人が調査中屋根の上から落下し死亡しても自己責任論で片付き、 その辺ののら犬が死去した事と大差無い扱いとなる。
悲観的に言っているのでは無く、現実を申し上げている。
鑑定人諸氏が止むを得ず屋根に登る際は極力安全を確保して登る様に。
昨年屋根の調査中、はしごから落ちて膝の半月板損傷を被り、歩行が 少々困難になったロートル鑑定人の提言である。
蛇足ながら、契約者に鉄板を投げられよけた時に左膝の半月板、後日、別件ではしごから落ちて右足の半月板損傷と両足共やっちまった。 年金受給まで働けるかな?
令和2年2月27日
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