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  『七匹の犬の死骸』
『七匹の犬の死骸』

火災の現場、ほぼ全焼の家屋(店舗併用住宅)の1階玄関口で焼け焦げた
ぬいぐるみを発見した。

 玄関口になぜぬいぐるみがたくさん置いてあるのかと考え、よく見ると本物の犬の死骸であった。
しかも7体ある。

 煙に捲かれたペットの飼い犬が屋外に脱出しようとして玄関引違戸を
開けることができず、7匹で集合して寄り添い煙から回避しようとしたのであろう。
そのまま息絶えていた。

 住人は避難して無事だったが、7匹のペットの犬は死亡していた。
 可哀そうだが、仕事である。
 手を合わせ、現地の間取りを取りながら調査鑑定業務に励む。
 
 火災の現場では普通にある事象であり、ペットの亡骸を見るのは
鑑定人であれば、普通のことであろう。

 焼身自殺した現場の場合は、ご遺体は警察が撤去しているから
その焼損した床だけがその現場の罹災状況を物語る。

 飼い犬を家族同様と発言なさる人々がいるが、それは経済的に余裕が
あり、一般的な幸福感の延長線上に存在していることの証である。

 7匹の犬の死骸はなぜそのままなのか?
罹災から3日経過しているのに。

飼い主はなぜ放置したままなのか?
そして、またなぜ、亡骸の弔いをしないのか?

 答えは簡単である。

 不幸にして焼け出された人間は その経済的な損失,ライフスタイルの損失
財産の滅失により、冷静な判断は不可能となり、ただの生物に戻る。

残念ながら、自分が冷静に判断できる時しかペットを思いやることは
できない。

 今回はシリアスねたで恐縮である。

Don’t worry. Be happy.と考えましょう。
令和2年4月6日


長崎火災鑑定工業有限会社
〒850-0003 長崎県長崎市片淵5丁目11番1号光コーポ105号