保険料の使い込み A man I’ll never see.
今現在はあり得ない事象である。 損保業界の昔の笑い話である。
募集人が契約者から保険料を集金し、それが銀行が閉店した時間であればその保険料を保険会社に入金するには翌日の朝9時からになる。 そう、預かった保険料の1泊である。 金曜日の夜に集金した場合3泊となる。 現在は基本的に口座振替かコンビニにて振込である。 この様な事態は回避できている。
現在、長崎大学病院でも医療費の支払いを無人自動機でカード払いが出来る時代である。
30years earlier 平成の最初のバブル期は現金にて保険に加入する事は全くを以て 普通の事であった。 A man said.『その頃は保険会社も景気が良くてなぁ。 金曜日の夜保険料を集金するだろう。そのまま中洲に 飲みに行く事や接待も普通の時代でな。 飲み代が足らん時はちょっとその金を立替えで借りる わけよ。 月曜日に俺の金を銀行から下ろして、元に戻して 入金したら、着服でも何でもないだろう。 それがずっと続くと、月曜日に他の客から集金した金 を不足分に充てるわけたい。 そしたら、そんな事が普通に続いていつか焦げ付く ったい。だけん、最後は俺は自分の家を売って 補充したばい。』
…えっつ、そこまで使い込んだのか?
A man said.『まあ、おおざっぱな時代で、みんなしよったよ。 客んところに 集金に行ったらばい。今日は金ん なかけん、1週間後に来てくれって言われてみんね。 保険期間の終わってから無保険になるやろう。 なんか事故が起こった時に保険切れ、契約期間外と なってから対応できんやろが。 だから、保険期間に余裕のある他の客から集金した金 をその客に充当して無保険状態ば無くすったい。』
…彼だけの正義である。
まあ、この御仁は保険会社を解雇されて現在は 乗合代理店さんとしてご尽力しておられたが、ついに引退,廃業なさったから言えるのであろう。
A man said.『お前ら鑑定人はそういう事が無いからいいなぁ。 俺たちは契約が取れんで成績が上がらん時は自分で自分 の物件に保険ば入り寄ったぞ。その辛さがわかるや!』
…知らない。保険料使い込んだりした理由にはならない。
あの頃は我々鑑定人も現場立会して保険価額と損害額の算定のみする 専門家としての社会的地位があった。
現在はコンプライアンスというわりに非弁行為を強要されて、 そこはおかしいなんて意見すると出入り禁止になる時代である。笑
令和2年12月3日
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