門塀含まず契約で現場で塀を目的外と言ったら査定に怒られた その1
丁度8年前くらいの大人の事情である。
とあるダンボール工場が風災で被害を受け、建物3棟,目隠塀30m が被害を受けた。 年間保険料が掛捨てで500万円超の契約者であり、重要な顧客 なのではないかなと思いながらも 査定の指示通りに販売代理店にTELにて申し入れをしてアポイントをとろう とTELした。
販売代理店曰く『お宅が先方の社長の妻(副社長)にアポ取って勝手に 立会調査しといて。大切な顧客だから失礼の無い様に。』 …まあ、要は忙しくて俺はいかないから、そっちで勝手に対応しとけよ という意味であった。
東京ドームくらいの敷地に建物が20棟程あり、敷地内をぐるっと 目隠塀で囲み、車両の出入りが多く、フォークリフトが動き回り、忙しそうな ダンボール工場であった。 被害にあった建物は3棟と目隠し塀約30mであった。
3棟の損害は約3000万円,目隠塀については100万円程の損害であり、 工場の損害のウエイトが高く深刻な損害であった。
保険会社の対策本部から現場に赴いた小生、一生懸命調査し、 副社長である社長の妻と面談打合せをした。
契約内容のコピーを見せながら小生発言「門塀車庫含まずの契約につき、 目隠塀は対象外ですので、建物の復旧の見積書を提出願います。」 と説明すると、
副社長曰く『目隠し塀は契約上、対象外なら仕方ないですね』と 納得して頂き、小生は災害対策本部へ帰った。
別件もあり、対策本部へ帰って来たのは午後6時過ぎであった。
そこから小生の苦悩が始まった。
この件の担当の○○主任が小生を見つけて、 「ハマベさん、塀を断ったでしょう。代理店からすごいクレームが来ている。 どうして断ったの?」
小生発言 「契約上、塀含まずだから、現地で質問された時に丁重に対象外 と説明しました。」
主任 (元自動車査定上りで火新査定の経験薄い) 曰く 「ハマベさんさぁ、こういう事は保険会社内部でどうにでもなるのよ。 契約の始期に遡って訂正すればなんとでもなるのに! 大事な客を怒らせてから!」
小生発言「大事な客、うるさい代理店には契約を曲げてでも支払う。 一般客は契約通りですかぁ?現地で副社長は納得して 笑顔でしたよ。」
なんと、社長のいないところで、鑑定人が副社長と支払不可で密約したと大騒ぎとの事であった。
明日、営業の支社長と代理店と火新の所長が謝罪に行くから一緒 に行きなさいと指示があった。 (やなこったい)と心で思いながら、再立会となった。 …続く 令和3年1月29日
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