スナックのボーイその4(4年前の続編)
44年前の18歳。苦学生の小生は飲屋でボーイとしてアルバイトをしていた。 美形の女性が多いこの店舗には例外を除いて当然男性客しか来ない。 というより美しい人しか採用していなかったからと推定される。 …事故状況と事故原因の考え方である。
控室では美しい6人の女性があぐらをかいて窓も開けずに喫煙しており 時折、鼻から煙を出して煙草を吸っている。 …当該店舗の形態,近況,職作業の説明である。
店内での豪華な内装と照明の下で素敵に見えるその女性達のこの ギャップにピュアな小生はショックを受けていた。 ショックとは過去に述べた感電事故のことで『電撃』と言う。 …事実関係の説明である。店の評判とその実態である。
女性スタッフは店にとって客を呼ぶ大切な人材であるがボーイ等代わりは いくらでもいる存在でその扱いは格下スタッフに他ならない時代である。 そう、鑑定人は保険業界の消耗品的な存在の如く…。
閉店後、ママ曰く『ヒロ(小生)、江藤さん(仮名)がスズの事を好きで店に来るのを知ってるよね。逆に江藤さんの事をスズが嫌っているのも知ってるよね。』
小生にとって、スズさんは美人だが控室では女性らしさのかけらも無く、別にこの女性に全く、興味は無かった。
ママ曰く『店の外で江藤さんがスズを待ち伏せしている(いわゆるストーカー)。 だから今日は店を出る時にスズとイチャイチャしながら店を出なさい。 そしてロイヤルかなんかで食事しなさい。』 …どうせならマコchanの方が好みと思いながら…。
※ロイヤルとはマリリンモンローが来店してオニオンスープを美味しいと言った素敵なレストランで当時博多では24時間営業であった。
2千円の食事代を貰いスズさんと腕を組んで言う通りに店を出た。 所謂ボディーガードである。 その瞬間、待ち伏せをしていた江藤さんが近づいてきた。
この時に予定外の行動発生(保険事故発生)。 なんと、スズさんが小生に抱き着き濃厚なキスをしたのである。
江藤氏曰く『なんや!お前らできとんたんか~!』 同氏はかんかんになってその場を去った。 スズさん曰く『これであいつは店に来なくなるでしょ。ヒロ君ありがとう。』 おい、事前に言ってくれよ。 『じゃあね~。』と言ってタクシー拾ってスズさんは帰宅した。 翌日、スズさんは江藤さんに我慢して接客をしていたが、 プライベートでのデートを申し込まれてはぐらかしていたが、少々面倒くさい 感じになっていたとの話を伺った。店としてこの客を切るという事に 着地していた。 …まるで、事故報告の多い契約者の更改契約をしないというアンダラである。
店のママは保険会社に当り、スズが販売代理店で契約者が江藤氏で ボーイという鑑定人に無責事案を依頼した様な事案であった。
令和7年3月16日
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