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  精神科病院の立会調査
精神科病院の立会調査

 25年程前 とある精神科病院(精神疾患の患者さんを専門にした医院)
に風災で屋根が飛散したとの事で事務長にアポイントを取り現地に赴いた。

 正面のエントランスから室内に入った。

『こんにちは,○○事務長に来る様に言われて参りました。』I said

廊下を歩いていた体操服の男性が『お待ちしてました。』

『電話した鑑定人のハマベでございます。本日は宜しくお願いします。
早速ですが、降り棟の板金(銅板)の捲れの件だと思いますが…。』

『ふむふむ。』とうなずきながらも頭をかしげる御仁…

遠くからネクタイをしたビジネスマン登場、
『あ~、すいません。事務長の○○です。その人は違います。』

そう、この病院の軽い精神疾患の患者さんと話をしていたのである。

すこぶる愛想がいいビジネスマントークの患者さんゆえ事務長と間違った。

体操服姿であったから疑うべきであった。
病院介護施設はジャージ等の体操服姿のスタッフが普通である為、
医療法人の事務長の場合もそうかなぁと思っていた。

その体操服の御仁に『○○事務長じゃないんですね』笑って尋ねると

『いや、私が事務長です。』とお答えになる。

白衣の看護師の男性がその患者の手をつかんで別室に連れて行ってくださった。

失礼ながら、おいおい、患者を野放しにすんなよと思った。

事務長が中庭(広い運動場)に出て屋根を見ようという事になった。

建物の鉄格子の窓から小生に手を振る女性がいる。

『こんにちは~』どうみても育ちのいい感じの普通の女性…

おい、おい、俺に挨拶するな~っ、

この施設の職員と思ってしまうじゃないか。
おれは部外者だぁ、、調査の鑑定人だぁ
 
徘徊や脱走防止の鉄格子のフェンスで囲まれた運動場で屋根の板金の捲れ
を目視、カメラで写真を撮影していたら、たくさんの人たちが近づいてくる。
中庭というか運動場で幼少時裕福であっただろう小綺麗なマダムが
近寄ってくる。
化粧もなさっており、清潔感溢れるヘアスタイルである。
 本当に精神が病んでいるとは思えない素敵な無邪気な人々である。

○○事務長に『ここに足場を組むと倒壊するから火打ちを入れてコの字型の足場にしないといけませんね。
多分既存の板金は捲れが酷いのでいずれ落下します。
応急処置をしないと危ないですね。
応急処置の費用は保険で不担保ですが人が多いので処置が必要で…etc』

患者さんに囲まれて喋る小生に患者達はうなずく。

○○事務長に患者さんが意見する。

They said『この人の言う通り早く作業をせんといかんばい』
…作業しないといけないよ と和訳

He said『ああ、わかった。業者を手配するから』
もう、誰が事務長かわからない。

このネクタイをした御仁も本当に事務長であろうか、
とにかく、もう無駄だ、帰ろうとなった。

医学は素人であるので感覚的に物を言うと、普段現場で無理難題を
言われる御仁達の中には既に精神疾患の疑義があるのではないか
と考える様になった。

入出の際に時間と所属、会社名、用途を記入していたが、
院内を退出する際にも時間を記入して出ないといけない。
本当に小生はここから出られるのであろうか、患者と間違われたら
一生出られないと思った。
令和7年3月28日


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