汚ギャルの部屋の漏水事故
汚ギャルとは入浴もせず、同一の服,下着を毎日着て決して着替えない不潔な若い女性の事を言うらしい。 その女性が賃貸アパートで漏水事故に遭い、上階からの施設賠償責任保険 の漏水担保で立会調査した。その女性は被害者である。
まだ、スマホが普及しておらず、ガラ携の時代、テレビでよく見るゴミ屋敷 の室内バージョンである。
うず高く積載されたゴミの山、ビニル袋に詰め込まれたゴミで内壁がどこかわからないくらいに積み上げてられていた。
足の踏み場の無いという言葉通り、床が見えない。 畳敷きなのかフロア合板なのか、当然トイレ等、便器は汚損し、火災現場の便器より汚い。 顔を洗うのはどこなのかと思われる程、洗面化粧台にもゴミが蓄積 されている。 キッチンの流し台は洗い物が山積みであり、この部屋に水漏れ事故があったからと家財道具の損害の請求と言われても、別に何の影響もないのではないかなと思った。
当該賃貸アパートの水道は井戸水で使用可能、ガスが止められお湯を沸かす事が出来ない。 この居室では電気代だけは支払っているとのご主張。 そう、きっと携帯電話の充電の為である。 当時はスマホでは無い為、映像はどうしているのか、テレビを探すもテレビが発見出来ない。 ダンボールが重なる床を内壁を支えにして歩く。 フラットな床が発見できない。 ひょっとしてベランダならと辿り着くも生ごみがビニル袋に入れて大量に放置されていた。臭い。アウトドアにもかかわらず異臭がすごい。
我々鑑定人はこの様な現場でも室内であれば靴を脱いで靴下で歩かなければ失礼であるから、非常に辛い。 テーブルらしき物体の上には目一杯入った灰皿と大量の缶ジュースの缶に 煙草の吸殻が詰め込まれ、もう皿を置くスペースすらない。 ところで、損害は何なのか事情聴取するとこの大量のゴミを処分して欲しいとのご主張。 それは漏水事故と無関係である。 保険風に発言すると漏水事故との相当因果関係が中断されている。
靴下がなぜか冷たい、靴下が濡損、しかし漏水事故の汚水なのか元々の汚水なのか判別不能。 もう、鑑定でも調査でも無く、大量に積載されたゴミ袋を踏みつけながら玄関に辿り着く。 現場立会調査終了後、小生の靴下は全損認定をして、直ちにコンビニで 替えを購入した。 令和7年4月1日、エイプリルフールでふざけたい時に切ないコラム
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