壁ドンしてはいけないPB12.5
共同不法行為の場合、過失割合が発生する。 その身近な事例である。
空手の有段者の友人がラウンジでふざけて壁ドンした。 店舗の内装内壁(プラスターボード厚12.5m/m下地ビニルクロス貼り)に見事に穴が空いた。
加減を知らないだけでは無く建物の内壁の構造に不知だった友人、 職業は自動車関係であり、仕方が無い。
内壁にそんな衝撃が来るとは考えず、防火の為の石膏ボードである。
今度壁ドンする時はRCラーメン構造の柱の部分のクロス直貼りを勧めないといけない。
ネットで調べると 『壁ドンとは、主に恋愛ドラマで見られるシチュエーションで、男性が女性を 壁際に追い詰め、女性が逃げられないように壁に手をつく行為である。 男女が向かい合った際に、男性が女性を壁際に追い詰め、壁に手をついて女性に顔を近づける行為。
女性に告白したり、強引に迫ったりする場面でよく見られる。 壁ドンは女性をドキドキさせる効果がある。』
…以上ネットに記載された内容。
ドキドキするどころか、小生はハラハラした。
賠償しないといけない。
クロスの色違いで全部貼替えろと言われたらどうする?
『おい、ハマベ、この壁は強度というものが無いぞ、欠陥住宅か!』
友人に相談されたが飲み会で鑑定の仕事の話はしたくない。
それにこれは住宅物件では無く一般物件の内部造作設備である。 …なんてどうでもいい。
すかさず、店長に賠償について相談する。
友人は過失割合があると主張する。 さすが整備工場社長…んな訳ない。
もしも誤ってふらつき内壁に手をついても同様の事がおこる。 おかしくないか?
『おい、ハマベ、どう思うや?』
I said『100%お前(壁ドンの犯人)が悪い』
He said『お前どっちの味方や!』
酔っ払いの相手は難しい… …続く
令和7年8月9日
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